セルフブランドで売り上げを立てる方法

「セルフブランドを構築して、収入を増やしたい。」
そう考えている方にお伝えしなくてはならないことがあります。

セルフブランドはそのままでは1円にもなりません!

セルフブランドで収入を増やすには、やらなくてはならない事があるのです。


セルフブランドは収入に直結しない!?

基本的に、セルフブランドは副産物的に収入を増やしてくれるものです。

セルフブランドのおかげで、転職に成功して年収が上がったり、
セルフブランドのおかげで本の印税のような権利収入ができたり、
セルフブランドのおかげでセミナーの売上やメルマガの広告料といった副収入があったり・・・

だから「ただ頑張ってても、お金は入ってこない」のです。



お金を生むパッケージをつくる

セルフブランドはいうなれば、個人の集客に関する能力と信頼を高めるノウハウなので、
実際に販売する商品やサービスが無いと直接収入には繋がりません

私の例でいうと、コンサルティングサービスやセミナーにあたるものです。
これらのおかげで、数百万単位の収入が入ってきます。

セルフブランドをベースに、商品やサービスを開発することを
「セルフブランドのパッケージ化」と呼んでいます。


セルフブランドで収入を増やす為に、まずパッケージ化をしましょう。


売れるパッケージは「強み」から

売れるパッケージをつくる為に、まず最初にすべきことは「強み」の選択です。
何を商品の機能とするのか、明確に設定しましょう。

「強み」を決めたら、次は「ターゲット」を決めます。
ターゲットが欲しい形態、親しみやすいモデルがあるので、意識して代替品やライバル商品の調査もしましょう。

私のセルフブランドコンサルティングですと

セルフブランド(のノウハウ)=強み
コンサルティング=経営者・個人事業主と相性の良い形態・モデル

ということになります。


強みの選択とターゲットの決定で、売れる商品をじゃんじゃん生み出しましょう!

「イタいなー」と思われないセルフブランドの原則

「セルフブランド」に関するセミナーやコンサルをやっているからか、多くの「自称セルフブランド中級者」の方とお会いします。

正直言うと、自称だけあって「イタい」セルフブランディングの方が、案外多くてちょっと驚きますね。

なので、今回は「イタい」と思われないセルフブランドの原則を考えてみます。



痛々しいセルフブランディングの例

ある人事コンサルタントの方が「イタいセルフブランディング」についてこんな記事を書かれています。


この記事曰く痛々しいセルフブランディングの例とは

  • 勉強会、異業種交流会などで無駄に派手な変わった名刺を渡す(でも、見るからに自信がなさそう)
  • 名刺に自分で勝手に作ったニックネームや、肩書きを書いている。しかも本人のイメージとややズレている
  • トガッた発言をしているようで、実は著名人の受け売りで、オリジナリティがない
  • ブログやツイッターで目立とうとしているが、やはり著名人の受け売りで個性を感じない
  • ブログやツイッターSNSなどのプロフィールが、やたらと作りこまれていて大げさ
  • 変わったファッションで差別化しようとしているが、似合わない


「ああ、いるいるー」という感じですよね。
こういった方々に共通するのは「自分をいかに大きく見せるか」という発想です。
セルフブランド=自己過剰演出となってしまうと「イタいな」と思われてしまうのですね。


痛くないセルフブランドの原則

こういう「イタいセルフブランド」にならないようにするにはどうすればいいか?
それは

  • 実績
  • 強み
  • エピソード
  • パーソナリティ

をバランスよく持つことです。

実績とエピソードという事実を土台にするからこそ、
自然な=イタくないセルフブランドが出来上がります。


特にパーソナリティに気をつける

実績と強みが理屈面でブランドのファンをつくり
エピソードとパーソナリティが感情面でブランドのファンをつくります。

上記の4つの要素のうち、特に気をつけたいのがパーソナリティです。

このパーソナリティを実物以上に「かっこよく」「大きく」見せようとすると、
うさんくさく映ってしまい、結局ファンにはなってもらえないからですね。

くれぐれもエピソードがちゃんと証明してくれるような
本当のパーソナリティでセルフブランドを構築したいですね。


≪「「イタいなー」と思われないセルフブランドの原則≫

  1. セルフブランド=自己過剰演出となると、「イタい」セルフブランドになってしまう
  2. 事実を土台にするからこそイタくないセルフブランドが出来上がる
  3. パーソナリティを実物以上に見せようとすると、結局ファンになってもらえない


「本当にビジネスで通用する」自分の強みの見つけ方【セルフブランド】

≪「本当にビジネスで通用する」自分の強みの見つけ方【セルフブランド】≫

  1. マンダラを描き、その真ん中に「私の実績」と書く。
  2. 空白に自分の「実績」を書いていく。必ず先に十字になるように埋めて、後から四つ角を埋めていく。(順序が非常に重要)
  3. 出揃った8つの「実績」が「達成された理由」について真ん中のマスに書く。そして真ん中の「私の実績」を「強み」と書き換える。



分の強みって、なんだろう…?
みんな一度は考えるテーマですが、正直、本当の強みってなかなか思いつかないですよね。

世の中には「自分の強みを発見する○個の質問」などがあり、
比較的インスタントに考えることは可能ですが、「すぐ思いつく強み」って「思い込み」の可能性もありますよね?


自分は「企画力がある!」と思っていても、周りからすると
「んー、別に普通?」というケースが多く、ちょっと恥ずかしいです。


というわけで、誰に話しても「すごいね!」と言ってもらえるような
「本当にビジネスで通用する」自分の強みの見つけ方について考えてみます。

1.マンダラを描き、その真ん中に「私の実績」と書く。

縦、横に2本の平行線を引きます。
ちょうどルービックキューブや、マンダラのマスのイメージです。

マンダラが出来たら、真ん中のマスに「私の実績」と書きます

2.空白に自分の「実績」を書いていく。

空白のマスに自分の実績について書いていきます。
この時に順序が非常に重要で、
必ず先に十字になるように埋めて、後から四つ角を埋めていきます

なぜかというと、四つ角が空いていると、「埋めたい」衝動に駆られて、意地でも埋めたくなるからです。
さらに隣のマスに書かれていること(実績)から刺激を受けて、新たな実績を思い出しやすくなります。

3.出揃った8つの「実績」が「達成された理由」について真ん中のマスに書く。

出揃った8つの「実績」を「達成できた理由」について考えます。
思いついた「理由」を真ん中のマスに書きます。

そして真ん中の「私の実績」というタイトルを「強み」と書き換えます。

するとあなたの「本当にビジネスで通用する強み」
が見つかります。


の方法の特徴は

  • 「強み」を「実績」から導き出している事
  • 実績は「過去の事実」なので、説得力があること
  • マンダラの特徴を活かして、「実績」を思い出しやすいように設計されていること


の3つです。

「実績」をベースにしているので、
誰に話しても「すごいね!」と言ってもらえるような
「本当にビジネスで通用する」自分の強みの見つけ方だと言えます。

このマンダラを使っても、実績が書きにくい場合は実績を発見する3つの視点を参考にしてみてください。

≪「本当にビジネスで通用する」自分の強みの見つけ方【セルフブランド】≫

  1. マンダラを描き、その真ん中に「私の実績」と書く。
  2. 空白に自分の「実績」を書いていく。必ず先に十字になるように埋めて、後から四つ角を埋めていく。(順序が非常に重要)
  3. 出揃った8つの「実績」が「達成された理由」について真ん中のマスに書く。そして真ん中の「私の実績」を「強み」と書き換える。


あなたをブランドにする「物語」の作り方

≪あなたをブランドにする「物語」の作り方≫

  1. 【苦労型】苦労話が実を結ぶ、共感型のエピソード
  2. 【感謝型】お客様や仲間の「感謝の言葉」を中心としたヒーロー型
  3. 【トラウマ型】過去のマイナス体験を乗り越えた、人生劇場型



ランドには必ず「物語」があります。
商品の製作過程だったり、会社の誕生秘話だったり…

この「物語」=エピソードは「実績」と並び、ブランドの重要な土台となります。

「実績」はブランドをロジック面で成立させる力になり、

「エピソード」はブランドをフィーリング面で成立させてくれる力になるのです。

そしてセルフブランドということであれば、人がブランド化されるわけで、

商品や企業以上に「エピソード」は仕込みやすいのが特徴です。

とはいえ、どうやって「エピソード」を見つければいいのでしょう?

構成作家でもないし、そうそう思いつくものでもないですよ」

という声が聞こえてきそうですが、実はその考え方がすでに本質からズレているとしたら?

そう、エピソードは「思いつく」ものではなく「見つけるもの」なのです。

物語としての面白さを求められているわけではないので、

あくまで「発見する」作業だと思ってください。

では、どこを見れば「エピソード」がみつかるのでしょうか?

実はエピソードは主要な実績の前後にあることが多く、

「苦労話や感謝の声にどう感じたか」がブランドにおけるエピソードになるのです。



本当に物語となるようなエピソードだったら、

ブランドのエピソードとしては長すぎますしね(笑)



際にエピソードについて探していきましょう。

代表的なエピソードはざっくり3パターンに分けられます。

  • 苦労型
  • 感謝型
  • トラウマ型

の3パターンです。



【苦労型】

・苦労話が実を結ぶ、共感型のエピソード

「苦労」や「努力」というのはいつの時代も共感を呼びます。

そのひたむきな姿を美しく感じるからでしょうか。
苦労や努力が大きいほど、後にやってくる「実績」に共感しやすいのは事実です。

「主要な実績の前後にある」というエピソードの性質をうまく利用できる、有効なエピソードです。



【感謝型】

・お客様や仲間の「感謝の言葉」を中心としたヒーロー型

物語は誰の視点で語るかで、見え方も変わってきます。
感謝型は、お客様や仲間からの視点で、あなた(の実績や強み)への感謝、憧れを表現する型です。

共感型が自分たちと同じ目線に立ってもらう庶民派だとしたら、
感謝型は想定クライアントとして感謝や憧れを感じてもらうヒーロー型といえます。

経営コンサルタントのような高い専門技術を活かしたお仕事の場合、特に有効です。


【トラウマ型】

・過去のマイナス体験を乗り越えた、人生劇場型

過去に経験したつらいエピソードを語り、
そこから今の仕事の実績やこだわりなどを表現する方法です。
苦労型と似ているようで違うのは、「エピソードの重さ」です。

トラウマ型は性質上、エピソードがその人の価値観・人生観まで左右するようなモノが多く、
クライアントに与える印象も圧倒的に大きいのですが、
その反面「共感を得られにくい」「反発されるとダメージが大きい」というようにマイナスに働くこともあります

もっと酷いと「自分の言葉に酔っている」だけの状態になり、
エピソードとして機能しないケースも多いです。

(そして意外とこのタイプの方が多いことに驚かされます)
効果も大きい分、使うときは十分注意したい方法です。


ピソードは一言でいえば
実績が生まれる過程(前後)で発生したストーリーといえます。

この3つの型が少し、ベタというかありがちなモノであることにお気づきの方も多いと思います。

それはいずれも「マイナスからプラスへの変化」という共通した背景に描かれているからだと思います。
ブランドにおけるエピソードは、いかに「共感と感動」を与えられるかが重要なポイントです。

人はテキストではなくコンテクスト(背景)に自分を投影する生き物なので、
この「エピソード」の奥にある、ある種汎用的な「背景」がフィーリング面を担当する重要な役割を持っているのです。

このエピソード(=物語)さえできれば、あなたがブランドと呼ばれる日もそう遠くはありません。

≪あなたをブランドにする「物語」の作り方≫

  1. 【苦労型】苦労話が実を結ぶ、共感型のエピソード
  2. 【感謝型】お客様や仲間の「感謝の言葉」を中心としたヒーロー型
  3. 【トラウマ型】過去のマイナス体験を乗り越えた、人生劇場型


あなたの「実績」を発見する3つの視点 ―設計STEP.1 発掘―

≪あなたの「実績」を発見する3つの視点≫
 ―設計STEP.1 発掘― 

  1. 【影響力型】影響力の大きい、より多くの人にかかわる分野の実績
  2. 【特異型】普通でない、周りと比較できない、オリジナリティのある実績
  3. 【変化型】優れた、あるいは大きな変化をもたらした実績




なたがしっかりしたセルフブランドをつくる為に、
「実績」を書きだす必要があることは以前述べました。

ブランドには事実により造られる土台が必要であり、
その土台は「実績」と「エピソード」で構成されるからですね。

さあ、それでは早速実績をじゃんじゃん書き出してください!

…と言われてスラスラ書ける方ばかりだとみんな楽でいいですが、そうそう書けるものでもないです。
そもそも何が実績としてカウントされるの?という疑問があるからです。

そもそも実績とは「実際に現れた業績」のことを指すので、とりあえず事実であるという大前提はクリアしなくてはなりません。
希望や未来の予想では実績とは言えませんね。

ここで難しいのは「業績」が組織ではなく「個人レベル」のものだからですね。

なので、「個人の実績とは何か」を考える際に基準となるような特徴をまとめてみます。
他にも特徴は存在すると思いますが、あくまで「該当者の多そうな例」と思ってください。



人の実績とは何か?
その特徴をざっくり3パターンに分けてみましょう。

  • 影響力型
  • 特異型
  • 変化型

の3パターンです。


【影響力型】

・影響力の大きい、より多くの人にかかわる分野の実績

「実績オブ実績」というか、いかにも実績です!と言わんばかりのものですが、
その影響力がとにかく大きいものです。

誰でも知っている有名なものや
○○1位!というようなランキング系の実績、
「TV番組で紹介された…」「○○賞受賞」というような権威あるものに認められたなどですね。

「そんなもん、一般の個人にできるわけないでしょうが!?」
と言われそうですが、これも工夫次第で実現は可能です。

誰でも知ってる有名なものは「それに関わったのは、一部分のみ」でも十分実績ですし、
ランキングは「発売直後の1週間だけ1位」でも1位には変わりありません。
賞や露出は、ある程度のお金とコネクションと努力で実現可能なケースもあります。


【特異型】

・普通でない、周りと比較できない、オリジナリティのある実績

独自のノウハウや、日本初、業界初の実績を実現するようなものです。
こう書くと、ずいぶん難しそうですが、要は「いかに差別化するか」です。

あなたのオリジナルのノウハウであったり、工夫であったりの結果
「へー、珍しいね!」と言われるような成果を実現できれば、それでOKです

「○○を使って」「○○しないで」「○○だけで」など限定条件をかけれれば、
これだけで十分にオリジナリティと呼べる事もあります。

また、意外と見落としがちなのが「自分にとって当たり前の事実」です。

例えば私は「出版業界の人間」です。
その結果、100人以上の「マスコミ関係者」が友人であるという実績を持っています。
出版社にいたころはそれが当たり前だったし、ことさら意識はしていませんでしたが、
この「マスコミ関係者の人脈」というのは、人にとっては「非常に欲しいが、手に入らないもの」なので、
十分に実績の一つです。

「マスコミ人脈のつくり方講座」なんかは、ある程度人気も出ると思います。
趣味じゃないので、たぶんやりませんけれど。


【変化型】

・優れた、あるいは大きな変化をもたらした実績

その実績に影響力や、特異性がなくとも「変化そのもの」が非常に優秀であるパターンです。

年収が250万→1,000万にアップしたとか、体重が1カ月で20キロ落ちたとか、
営業所の成績が20位から1位に飛躍した秘密!などですね。

その変化そのもののニーズさえ強ければ、「自分にとっては大したことが無い」ものでも大丈夫です。

以前、某ハンバーガーショップで店長をされている方とお会いした時のことです。
「自分はただの店長なんで、実績なんか全然…」とおっしゃるのですが、
詳しく聞いてみると面白い実績をお持ちでした。

彼のお店では、地域の中でも時給が低い店であるにもかかわらず、
彼が店長になってからアルバイトが全然やめなくなったそうです。
みんなモチベーション高く働いてくれているとのこと。

飲食店の経営者などを中心に「人が辞める」ことに悩んでいる経営者はたくさんいますから、
これはかなり強い実績だと言えます。

、大きく3つに分けて見てみました。

いろいろなタイプがありますが、いずれも実績というのは

・具体的であること
・明確に計測可能な成果を伴うこと
・(本人がどう思おうと)クライアントが「すごい!」と思ってくれること

そんな業績であれば実績と言えるのだと思います。



≪あなたの「実績」を発見する3つの視点≫
 ―設計STEP.1 発掘― 

  1. 【影響力型】影響力の大きい、より多くの人にかかわる分野の実績
  2. 【特異型】普通でない、周りと比較できない、オリジナリティのある実績
  3. 【変化型】優れた、あるいは大きな変化をもたらした実績




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セルフブランドをつくる為に、まずすべき2つのこと ―設計STEP.1 発掘―

≪セルフブランドをつくる為に、まずすべき2つのこと≫
 ―設計STEP.1 発掘― 

  1. 自分の「実績」と「エピソード」を発掘し、紙に書けるだけ書く
  2. 「実績」=何をしたら、どんな成果が生まれたのか?という問いの答え
  3. 「エピソード」=実績が生まれる過程(前後)で発生したストーリー



なたがセルフブランドをつくり始めるにあたって、
まずすべきことは「セルフブランドの土台作り」です。

より魅力的で、偉大なセルフブランドを築き上げる為には、しっかりとした土台が必要です。
このセルフブランドにおける「土台」とは何なのか?
それは「事実」です。

「事実」を土台とするからこそ、セルフブランドは疑いもなく、無理もなく、ブランドとして立つことが出来ます。
「少しでも良く見せよう」という、ブランディングにありがちなミスもおきません。

このセルフブランドの「土台」になれるものは2つの事実。
すなわち「実績」と「エピソード」です。

あなたは日々、仕事をし、「実績」を出し、その実績は「エピソード」を生みます。
しかし普段から意識して「実績」と「エピソード」を文章化している方は稀でしょう。

ビジネスにおいてはその結果が目的であって、記録が目的ではないからですね。
あたかも山積みの資料の中から、大切な資料を探すように、
価値あるものを改めて発掘せねばならないのです。

なので、あなたがセルフブランドをつくる為に、まずすべき2つのこととは

  1.「実績」
  2.「エピソード」

を紙に書き出すことなのです。




ころで、ここで言っている「実績」とは何をさすのでしょうか?

それはあなたが(主に)ビジネス上で達成した成果全般の中で、
特に計測可能、具体的なものの事です。

実績は売上○○億円とか、20代で年収1000万とか
クライアントはじめ、外部の方に認められているものであれば当然ですが、
同僚や社内の関係者のような内部の人たちから評価されていることでもかまいません。

誰かに意識されていなくても、あなたがとった行動によってもたらされた変化が
計測可能であれば、それもまた実績といえます。


「なんとなく、あなたがいると部下がしゃきっとする」では実績とは言いづらいですが
「あなたが部下の良いところを、毎日カードに書いて渡してくれていたので、みんな仕事への意欲が高まり、
遅刻者がセロになるどころか、集中力が高まり残業時間が平均3時間/週も短くなった」であれば十分実績と呼べるのです。

つまりここで求められている「実績」とは
何をしたら、どんな成果が生まれたのか?という問いへの答えであり、
重視すべきポイントは計測可能な変化と数値の有無です。

実績は具体的に、かつなるべくたくさん書き出してみてください。



に2つ目の発掘すべき事実。

「エピソード」です。

エピソードは実績と対になるもので、
実績があなたの成果を証明するものであるのに対し、エピソードはその背景を表現したものです。

実績は計測可能ですが、例えばその結果や過程でクライアントが感じた感動、仲間が抱いた想いは、計測できません。
そういった計測不可能な価値を表す物語が「エピソード」なのです。

「実績」があればロジカルに説得はできますが、人は理屈だけで動いてくれるものではありません。
あなたのセルフブランドについて理解はしても、理屈だけでは納得してくれない人を納得させるのが「エピソード」なのです。

つまり「エピソード」とは
実績が生まれる過程(前後)で発生したストーリーのことで、
共感と感動がキー・ポイントになります!

セルフブランドをロジカルの面から成立させるのが「実績」であり、フィーリングの面から成立させるものが「エピソード」です。
まずは裏紙でも何でもいいので、あなたが今まで達成してきた「実績」と感動の「エピソード」を思いつく限り書いてみてください!

≪セルフブランドをつくる為に、まずすべき2つのこと≫
 ―設計STEP.1 発掘― 

  1. 自分の「実績」と「エピソード」を発掘し、紙に書けるだけ書く
  2. 「実績」=何をしたら、どんな成果が生まれたのか?という問いの答え
  3. 「エピソード」=実績が生まれる過程(前後)で発生したストーリー


セルフブランドと自己分析とセルフプロデュースの違い

≪セルフブランドと自己分析とセルフプロデュースの違い≫


  1. 自己分析はその名の通り、どんどん自分を掘り下げる作業
  2. セルフプロデュースは「エピソード」や「パーソナリティ」といった、ストーリー作りまでは範囲外
  3. セルフブランドの持つストーリーに、人は自分を投影してファンになる



ルフブランドという言葉が重要視されるよりも以前から、
自己分析や、セルフプロデュースという言葉はあって、それも大事とされていました。

わざわざセルフ「ブランド」というからには「ブランド」である理由があり、そこが違いだといえます。

ここで一度、「セルフブランド」と
「自己分析」「セルフプロデュース」との違いを考えてみましょう


己分析は主に就活で大学生が、自分の強みと、志望する業界職種を分析する事ですね。
「自己PRと志望動機をつくる作業」と言ってしまってもいいかも知れません。

社会人でも自己分析はするべきで、その場合は「得意な分野や、能力の分析把握」ということになります。

どちらも大切なのは「自分の強みとそれを裏付ける実績」を掘り下げる作業ですね。
もう一つ、志望動機や「こんな事がしたい」という理由づけに「パーソナリティとそれが伺える、エピソード」を整理します。

「自己」分析という名の通り、どんどん自分を掘り下げる作業なのです。

「ターゲット」や、「自分が提供する価値=パッケージ」については触れません。
自分の分析のみに特化し、外部へ目を向けない事が、セルフブランディングとの違いと言えるでしょう。

ルフプロデュースは主に芸能界で良く聞く言葉です。
「このグル―プの中で自分はメガネキャラでいく」というような、自分で周りと差別化する方法をつくることです。

ビジネスの世界でもよく使われるようになり、
ライバルとの差別化を目的とし、自身の強みの分析や、それが伝わるような服装やしゃべり方のようなキャラまで、
セルフプロデュースする範囲は多岐に渡ります。

そういう意味で、非常に「セルフブランディング」に近いと言えますが、
そもそも「ファンをつくる」ことを目的とするセルフブランドに対し、
セルフプロデュースは「ライバルとの差別化」を目的とするため、
「エピソード」や「パーソナリティ」といった、ストーリー作りまでは範囲外です。

ここがセルフブランディングとの違いと言えるでしょう。


「エピソード」や「パーソナリティ」と呼ばれる【ストーリー】
この部分に人は共感し、ファンになるのです。
実績や強み、周りとの違いではなく、【ストーリー】に人は自分を投影してファンになるのですね。



≪セルフブランドと自己分析とセルフプロデュースの違い≫


  1. 自己分析はその名の通り、どんどん自分を掘り下げる作業
  2. セルフプロデュースは「エピソード」や「パーソナリティ」といった、ストーリー作りまでは範囲外
  3. セルフブランドの持つストーリーに、人は自分を投影してファンになる