セルフブランドと自己分析とセルフプロデュースの違い

≪セルフブランドと自己分析とセルフプロデュースの違い≫


  1. 自己分析はその名の通り、どんどん自分を掘り下げる作業
  2. セルフプロデュースは「エピソード」や「パーソナリティ」といった、ストーリー作りまでは範囲外
  3. セルフブランドの持つストーリーに、人は自分を投影してファンになる



ルフブランドという言葉が重要視されるよりも以前から、
自己分析や、セルフプロデュースという言葉はあって、それも大事とされていました。

わざわざセルフ「ブランド」というからには「ブランド」である理由があり、そこが違いだといえます。

ここで一度、「セルフブランド」と
「自己分析」「セルフプロデュース」との違いを考えてみましょう


己分析は主に就活で大学生が、自分の強みと、志望する業界職種を分析する事ですね。
「自己PRと志望動機をつくる作業」と言ってしまってもいいかも知れません。

社会人でも自己分析はするべきで、その場合は「得意な分野や、能力の分析把握」ということになります。

どちらも大切なのは「自分の強みとそれを裏付ける実績」を掘り下げる作業ですね。
もう一つ、志望動機や「こんな事がしたい」という理由づけに「パーソナリティとそれが伺える、エピソード」を整理します。

「自己」分析という名の通り、どんどん自分を掘り下げる作業なのです。

「ターゲット」や、「自分が提供する価値=パッケージ」については触れません。
自分の分析のみに特化し、外部へ目を向けない事が、セルフブランディングとの違いと言えるでしょう。

ルフプロデュースは主に芸能界で良く聞く言葉です。
「このグル―プの中で自分はメガネキャラでいく」というような、自分で周りと差別化する方法をつくることです。

ビジネスの世界でもよく使われるようになり、
ライバルとの差別化を目的とし、自身の強みの分析や、それが伝わるような服装やしゃべり方のようなキャラまで、
セルフプロデュースする範囲は多岐に渡ります。

そういう意味で、非常に「セルフブランディング」に近いと言えますが、
そもそも「ファンをつくる」ことを目的とするセルフブランドに対し、
セルフプロデュースは「ライバルとの差別化」を目的とするため、
「エピソード」や「パーソナリティ」といった、ストーリー作りまでは範囲外です。

ここがセルフブランディングとの違いと言えるでしょう。


「エピソード」や「パーソナリティ」と呼ばれる【ストーリー】
この部分に人は共感し、ファンになるのです。
実績や強み、周りとの違いではなく、【ストーリー】に人は自分を投影してファンになるのですね。



≪セルフブランドと自己分析とセルフプロデュースの違い≫


  1. 自己分析はその名の通り、どんどん自分を掘り下げる作業
  2. セルフプロデュースは「エピソード」や「パーソナリティ」といった、ストーリー作りまでは範囲外
  3. セルフブランドの持つストーリーに、人は自分を投影してファンになる