セルフブランドをつくる為に、まずすべき2つのこと ―設計STEP.1 発掘―

≪セルフブランドをつくる為に、まずすべき2つのこと≫
 ―設計STEP.1 発掘― 

  1. 自分の「実績」と「エピソード」を発掘し、紙に書けるだけ書く
  2. 「実績」=何をしたら、どんな成果が生まれたのか?という問いの答え
  3. 「エピソード」=実績が生まれる過程(前後)で発生したストーリー



なたがセルフブランドをつくり始めるにあたって、
まずすべきことは「セルフブランドの土台作り」です。

より魅力的で、偉大なセルフブランドを築き上げる為には、しっかりとした土台が必要です。
このセルフブランドにおける「土台」とは何なのか?
それは「事実」です。

「事実」を土台とするからこそ、セルフブランドは疑いもなく、無理もなく、ブランドとして立つことが出来ます。
「少しでも良く見せよう」という、ブランディングにありがちなミスもおきません。

このセルフブランドの「土台」になれるものは2つの事実。
すなわち「実績」と「エピソード」です。

あなたは日々、仕事をし、「実績」を出し、その実績は「エピソード」を生みます。
しかし普段から意識して「実績」と「エピソード」を文章化している方は稀でしょう。

ビジネスにおいてはその結果が目的であって、記録が目的ではないからですね。
あたかも山積みの資料の中から、大切な資料を探すように、
価値あるものを改めて発掘せねばならないのです。

なので、あなたがセルフブランドをつくる為に、まずすべき2つのこととは

  1.「実績」
  2.「エピソード」

を紙に書き出すことなのです。




ころで、ここで言っている「実績」とは何をさすのでしょうか?

それはあなたが(主に)ビジネス上で達成した成果全般の中で、
特に計測可能、具体的なものの事です。

実績は売上○○億円とか、20代で年収1000万とか
クライアントはじめ、外部の方に認められているものであれば当然ですが、
同僚や社内の関係者のような内部の人たちから評価されていることでもかまいません。

誰かに意識されていなくても、あなたがとった行動によってもたらされた変化が
計測可能であれば、それもまた実績といえます。


「なんとなく、あなたがいると部下がしゃきっとする」では実績とは言いづらいですが
「あなたが部下の良いところを、毎日カードに書いて渡してくれていたので、みんな仕事への意欲が高まり、
遅刻者がセロになるどころか、集中力が高まり残業時間が平均3時間/週も短くなった」であれば十分実績と呼べるのです。

つまりここで求められている「実績」とは
何をしたら、どんな成果が生まれたのか?という問いへの答えであり、
重視すべきポイントは計測可能な変化と数値の有無です。

実績は具体的に、かつなるべくたくさん書き出してみてください。



に2つ目の発掘すべき事実。

「エピソード」です。

エピソードは実績と対になるもので、
実績があなたの成果を証明するものであるのに対し、エピソードはその背景を表現したものです。

実績は計測可能ですが、例えばその結果や過程でクライアントが感じた感動、仲間が抱いた想いは、計測できません。
そういった計測不可能な価値を表す物語が「エピソード」なのです。

「実績」があればロジカルに説得はできますが、人は理屈だけで動いてくれるものではありません。
あなたのセルフブランドについて理解はしても、理屈だけでは納得してくれない人を納得させるのが「エピソード」なのです。

つまり「エピソード」とは
実績が生まれる過程(前後)で発生したストーリーのことで、
共感と感動がキー・ポイントになります!

セルフブランドをロジカルの面から成立させるのが「実績」であり、フィーリングの面から成立させるものが「エピソード」です。
まずは裏紙でも何でもいいので、あなたが今まで達成してきた「実績」と感動の「エピソード」を思いつく限り書いてみてください!

≪セルフブランドをつくる為に、まずすべき2つのこと≫
 ―設計STEP.1 発掘― 

  1. 自分の「実績」と「エピソード」を発掘し、紙に書けるだけ書く
  2. 「実績」=何をしたら、どんな成果が生まれたのか?という問いの答え
  3. 「エピソード」=実績が生まれる過程(前後)で発生したストーリー