ブランドと呼ばれる人は「人によって態度を変えない」


以前、ある著者と話していて、ちょっと面白い話を聞いたので、ご紹介します。



壁に耳あり、障子に目あり

私のクライアントの中に「ペンネーム」で本を書かれている方がいます。
著者の中にはこの「ペンネーム」で活動されている方もけっこう多いのです。

そのクライアントが、facebookを「ペンネーム」と「本名」両方で登録されているのですが、(つまり別アカウントで登録)
やはりというか「ペンネーム」の方が好対応をされる事が多いようです。


ある日「本名」の方で「ちょっと話してみたいな」と思った方にメッセージを送ったところ、中々返事をもらえなかったのですが、
逆に「ペンネーム」のアカウントの方には、その会ってみたいと思っている方から「ガンガンにメッセージが着ていた」そうです(笑)

クライアントは心の広い方なので、それで気分を害されていたわけではないのですが、
人によってはあまり良い印象を受けないだろうなぁと思いましたね。



態度を変えすぎない


憧れの人だったり、自分にとって利益をもたらす人に対して、手厚い対応や丁寧な対応をするのはわかりますし、それ自体は悪い事ではないです。
問題なのはそれ以外の方に、ぞんざいな態度をとる事です。

今回のように実は、同一人物だったというケースはあまりないでしょうが、
人によってあからさまに対応が違うなど、イメージに合わない瞬間を見ると、
やはり裏というか底を見た気がして、ブランドを目指す人にとっては致命傷となりかねません。

きちんと意識しないといけないのは、ボトム層への対応です。
いつも他人に見られているくらいの覚悟でおりましょう。



きめ細やかな対応

セルフブランドを構築する皆さんは、ブログやセミナーなど人に接する機会が多いと思います。
ここで大切なのは、「具体的な、きめ細やかな対応」です。

ブログの更新を続けていると、コメントを頂戴できるようになります。
それに一つ一つ対応できるか?


facebookでのいいね!に対して「ありがとうございます」コメントを返せるか?
facebookのコメントについて「いいね!」を返しているか?


セミナーの案内を出して、断られた方に「セミナーのご報告」をお送りしているか?


一つ一つ挙げていくと、自分としても耳が痛いですが、きっちり応えていきましょう。
これがブランドの育成の大切なステップです。