「書けない」強みは、ビジネスでは使えない。

美しすぎるサクセスキャリアデザイナーの鉾立由紀さん
「個人の強み」=個人の一芸の見つけ方について、
以下の方法をご紹介されています。
http://ameblo.jp/successcareer/entry-10757033975.html


【たくさん書くと、違う表現が出てくる】

鉾立さんがご紹介されているのは、「5つの質問に書いて答えること」です。

この方法が素晴らしいのは「書く」ということと「最低30以上」という条件です。

この制限が素晴らしい!

まず「書く」という行為ですが、これは言語化です。
言語化されたものは当然、人に伝えることができるようになります。

「なんとなくすごい」じゃダメなんですね。
食べ物なら香りや、最悪「食べてみてよ!」でいいんですが、
人間の強みとなると「ふーん」としか答えようがないですからね。

次に「最低30以上」ですが、これが重要です!



私がクライアントのセルフブランドを設計させていただく際は、
その人の「真の強み」を見つけるために、100以上の質問に答えていただきます。

質問は100もありますが、実は同じような事を違う角度から聞いているだけです。

しかし書く側は、質問自体が違うので、
「絶対に同じことを書こうとはしません」

そうなると、工夫していろんな視点から自分の強みについて書くことになるので、
一方の角度からだけでは見つけられなかった強みが、
複数の視点によって「共通項」として浮かび上がってくるのです。


【真の強みを見つけるのに重要なこと】
以前、「強みを見つける簡単な方法」をご紹介しましたが
http://d.hatena.ne.jp/kagiroi-nishiura/20100906/1283749543

自分の真の強みを見つけるのに重要なことは

  1. きちんと紙に書く=言語化すること
  2. 量をこなして、複数の視点から共通項を探すこと



です。

人間は多面的ですから、一方向からの判断だけでは見誤る恐れがあるんですね。

あなたの「強み」を見つける、すごく簡単な方法

独立、昇進、転職、就活…

色んな人生の転機で、かならず向き合わなければならない問題があります。

「自分の強みは何か?」
です。

自分の「強み」というのは、自分ではかなりわかりにくいものです。

自分が「強み」だと思っているものは、実は周りの方が優秀だったり、
逆に「え、こんなことが?」という意外なものが、周りがマネできない「強み」だったりします。

この「強み」、しっかり認識して、PRできれば、
あらゆるチャンスが一気に広がるのですが…


「強み」今すぐ3つ言えますか???


【「強み」を見つける、簡単な方法】

「強み」というものは明確な基準がない為、「強み」として認識して良いのかどうか?
その判断に迷います。

この「強み」を認定する簡単なチェック方法があるのです。

≪簡単な「強み」チェック方法≫

  1. まず、「自分の強みだと思うもの」をたくさん紙に書く
  2. その紙を友人に見せる。できるだけ多種多様な友人が望ましい。
  3. 友人に「お金を払ってでも聞きたい内容」について金額を書き込んでもらう(複数回答OK)
  4. その合計金額の一番多いものが、あなたの現時点での一番の強みです

どうでしょう?
すごく簡単ですが、客観的にあなたの強みを認識することができましたね。

ここで大切なのは、あなたの「強み」を、自分ではなく、
友人(=他人)が評価するというところにあります。

「強み」の認識は他人=お客様がしなければならないのです。


【そもそも何が「強み」候補かもわからないんだけど…?】

さて、上記の簡単チェックの前に、
『そもそも何が「強み」かもわからないんだけど…?』

というケースもあります。

むしろ「真の強み」は、本人の中では「当たり前」と認識されていて、
なかなか気づけないケースが多いです。

それは何故か?
「セルフブランド」が出来上がっていないからです


【「セルフブランド」を設計する5つのステップ】

セルフブランドの設計は、自分の強みを認識し、
ターゲットのニーズに合わせて再構築することが欠かせません。

つまり
「セルフブランドができている」
=「自分の強みを認識し、お金をもらうことができる」

ということです。

このセルフブランドを設計する為の5つのステップについて、
9月23日(木・祝)19:00〜セミナーを開催いたします。

お席の関係で、今回は30名限定!
しかも「セルフブランド」セミナーは、スケジュールの都合上、
この機を逃すと来年まで開催できません

お見逃しなく!!

【ゼロからのセルフブランディングセミナー〜初級編〜】

≪ゼロからのセルフブランディングセミナー〜初級編〜≫

内容:30万部のベストセラー作家をプロデュースした「セルフブランディング」のノウハウ「5ステップ」を公開!
講師:かぎろい出版マーケティング代表 西浦孝次 http://kagiroi.com/about/nishiura.html

日程:9月23日(木・祝)
集合:18時45分
時間:19時〜20時30分(終了後、希望者は懇親会あり)
価格:¥3,000(当日会場支払いとなります)
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター内 研修室(新宿より14分)
アクセス:新宿駅より小田急線で3分「参宮橋駅」下車、徒歩7分
http://nyc.niye.go.jp/facilities/d7.html

主催:-dig-(可能性発掘プロジェクト)


お申込み方法(先着)
:info@kagiroi.com宛に
【件名】「9月23日セルフブランディングセミナー参加申込」
【本文】お名前、ご職業、年齢をご記入いただきお申込みください。


お申し込みをお待ちしております。

1日5杯のごはんで痩せる!その秘密!

最近すっかりアラサーとなり、
正直おなかの脂肪が気になりだしてきたこの頃。

「ちょっと太った?」
「寝てないの?顔、むくんでない?

と言われる度に
「変わってませんよ!」
「着やせするタイプだってだけですよ!ちくしょー!」

と悔し涙をこぼしてきました。

とはいえ、ダイエットの正しい知識もなく、
やり方がわからない。

しかし、ビジネスパーソンとして

たるんだ体はちょっと悲しい
実際仕事の能率も落ちると聞きます。


「どうしよう?」
そう思っていたところ、友人より

「こんなセミナーありますよ、むくんだお顔の西浦さん、良かったら」と
微妙な気遣いのご案内をいただいたので、参加してまいりました(笑)

【カロリーを減らしても、痩せない理由】


あなたは健康について正しい知識を持っていますか?
健康的に痩せるために

  1. カロリーを控える
  2. 野菜サラダを意識して食べる
  3. カロリーを控えるために、味噌汁、小鉢、おかずではなく、炭水化物を残す

これ、全部間違ってたとしたらどうしますか?

「いかにも」痩せるための正しい食生活という感じですが、
これがとんだ大間違い!

正しいカロリーへの理解や栄養の知識がないと逆に太る結果となるのです!


【痩せたければ、腹いっぱいコメを食え!】

というのも大げさですが、炭水化物は非常に重要です。

大切なのはカロリーの量より、食事の質。

  1. 炭水化物
  2. 脂質
  3. たんぱく質


この3つのバランスが大切なのです!

最近のダイエットではカロリー値を意識するあまり、
炭水化物を減らす傾向にあり、結果的に食事における脂質の割合を上げてしまっているのです。

だから

  1. 1日に5杯のご飯を食べる
  2. 野菜はドレッシングやマヨネーズを使わないで食べる
  3. ご飯増えたぶん、お腹いっぱいなので、おかずをちょっと残す

これさえ守れば、かなりの確率で痩せる!
と、そういうお話でした。


あまりに面白いセミナーだったので、
ダイジェストで、ご紹介させていただきました。

素人にもわかりやすように、身近な例で楽しく解説してくださいます。

9月14日にもセミナーをされるらしいです。
ご興味がある方はぜひ、のぞいて見てください。お勧めです!

http://www.attackers-school.com/seminar/seminar_detail.html?id=524

セルフブランディングに必要なのは『共感』

あなたは自己紹介する時、なんと言って自己紹介しますか?

[会社名+仕事+名前]
これが基本ですよね。

最近「パーソナルブランディング」という言葉が流行ってきたからか、色々と工夫される方も増えてきているように思います。

先日参加した交流会でも「資産運用の町医者です」や
、中には「透視カウンセラー」なんていう方もいらっしゃいました。
面白い自己紹介をされると「どういう方だろう?」と興味が湧きますよね。

【セルフブランディングって何をすればいいのだろう?】
最近、交流会などで「パーソナルブランドアドバイザー」や「イメージコンサルタント」ですと自己紹介される機会が、けっこう増えて来ました。

世間的に「パーソナルブランド」や「セルフブランディング」という言葉が認知されてきた証拠でしょうか。

彼らに「どういったサービスを提供されているのですか?」と訊くと、

  • 「カラーの分析」
  • 「服装のコーディネイト」
  • 「イメージ動画の作成」

というような内容になっている事が多いようです。


どうも「自分をどう見せるか?」に偏っている気がしませんか?


【セルフブランディングにとって大切なのは『共感』】

セルフブランディング、パーソナルブランディングでは、
商品や企業のブランディング以上に大切なものがあります。

それは『共感』です。

「人」を対象とするブランディング
「セルフブランディング」は
モノのブランディングには以上に「共感」が重要になるのです。


『共感』を得るために必要なものはなにか?
なぜ『共感』が必要なのか?


セルフブランディングを始めるにあたっての、
セミナーを開催いたします。

続きはセミナーにて、お話したいと思います!

ゼロからのセルフブランディング‐初級‐
8月24日(火) 19:30 〜 21:00
参加費 2,000円
  会場 スタジアムプレイス青山
http://www.visionshare.jp/live/access.htm

申し込みフォーム
http://www.visionshare.jp/live/livedata/a038.htm

お申し込み、お待ちしております。

出版に関する事を 「まるく ちぎる」 ブログはじめました。

お知らせです。


■新ブログスタート
アメブロで「本」や「出版マーケティング」に関することを
言える範囲だけ、おこられない範囲でだけ(笑)「まるく ちぎって」解説するブログはじめました。

「本」や「出版」に関するブログ「まるく ちぎる」
http://ameblo.jp/kagiroi-nishiura/

今までの記事の中でも、出版系の記事はそちらに移しました。


■当、ブログちょっとリニューアル
こちらのブログでは出版以外の
マーケティング」「ブランディング」「イベント・セミナー」などに関する記事を
書いていきたいと思います。


それに合わせて、当ブログのタイトルも
「青山にたまに出没する、社長メガネのブログ」に変更しますー。


■イベントスタッフブログもはじまりました
さらにですね、2010年の5月から始めていた、
若手イベントプロジェクトチーム「dig」というものがありまして、
こちらが軌道に乗ってきたので、勢いでスタッフのブログも開設しました。

digスタッフブログ「dig-log」
http://ameblo.jp/dig-log/



関連ブログ一覧

「まるく ちぎる」
「本」や「出版マーケティング」に関することを まるくちぎっては投げ、ちぎってはまるめたいと思います。
http://ameblo.jp/kagiroi-nishiura/


「青山にたまに出没する、社長メガネのブログ」
マーケティング」、「ブランディング」、「イベント・セミナー」のノウハウ分析です。現場向け。
http://d.hatena.ne.jp/kagiroi-nishiura/

「dig-log」
若手イベントプロジェクト「dig」のスタッフブログ。
http://ameblo.jp/dig-log/


よろしくお願いいたします。

売れる本の7つの条件


いい本が「売れない世の中」で売れる本の条件


先日、

「どんな本が売れるのか教えてほしい」というメッセージをいただきました。

ありがとうございます!

今日は、その質問にお答えしたいと思います。


【どんな本が売れるのか?】

シンプルな質問ですが、本質的な問いであり、

はっきり言って、めちゃめちゃ答えるのが難しいですね…


厳密に言えば、本のジャンルによって「売れる本の条件」というのは変わってきます。

たとえばアイドルの写真集なら「ファースト写真集」や「初水着写真集」といった条件、

特典として「生写真がついてくる」といった条件があると、

売れる可能性は高くなるのですが、


別ジャンル、例えばビジネス書ではあまり関係ない条件です。
(ビジネス作家の生写真なんか欲しくないですもんね・笑)


【売れる本の7つの条件】

本は商品ごとに、売り方のポイントが変わってくるのですが、

ジャンルに関わらず、

全ての本に必要になる「根源的な条件」ってなんでしょうか?

多少乱暴ですが、7つに集約して、条件を挙げてみました。


一、太いニーズを満たしている
一、目新しいコンセプトがある
一、タイトル・装丁・構成が良い
一、著者が強いブランド力を有している
一、マーケティング戦略・戦術がある
一、書店・販売会社・出版社が売る気になってくれている
一、マスコミ等の露出がある

つまり
「そもそも読者のニーズは捉えられているのか?」
「その上で今までの本との違い、オリジナリティがあるのか?」
「店頭でパッと見て、手に取ったときに目を引くものはあるか?」
「著者にその本を書くのにふさわしい実績があるか?もしくは既にファンがついているか?」
「売るための戦略はしっかり練られたか?ベストセラーになるまでのストーリーをイメージできているのか?」
「販売関係者にその本を応援してもらえるよう、心配りはしたか?」
「映画化、TV出演、新聞書評など、より多くターゲットの目に触れる機会はあるか?」

という質問すべてにYES!と答えられたら、ほぼ間違いなく売れると思います。

とはいえ、どこまでやっても「まだ何か足りないんじゃないか?」という不安は消えないものですが・・・


【いい本なのか、売れる本なのか】

上の条件に

「読み応えのある中身」という項目が入っていませんが、

これは前提条件だと思うので、あえて外してあります。


「いい本」が売れない世の中だからこそ

「売れる本」の条件が求められているのかと思っています。


しかし「いい本」の条件も、そもそも人によって違うので、難しい問題ですけれど…

財布のヒモが固い主婦に「ついつい買ってしまう」気にさせる4つの仕掛け。

売れる本は、つくる前から、売り方が見えている

前回、「主婦向けの雑学書籍」をどう売るべきか?について書かせていただきました。

どんなジャンルにしろ「売り場で迷子にならない」ことが重要で、

迷子になってしまった本は、あえなく返品コースだからです。


さて、そこで今回、私が提案させていただいたのが、

少し特殊な売り方「ついで買い」です。


【レジ前、そこはサイフのヒモが緩くなる唯一の場所】

「ついで買い」というのは文字通り、

「何かを買ったついでに、他の商品も買ってもらう」という売り方です。


スーパーで言えば、鍋の食材を並べたコーナーで、

一緒に鍋のスープ(普段は売れないような変わり種も売れたりする)を置いてみたりというあれです。


「今日はこれを買おう」とサイフを開くことを決意した後では、

一度、心のボーダーラインをクリアしている為、

他の商品に対しても購入しやすくなっています。


こういった特性は、男性以上に女性に顕著ですので、

今回の「女性向け雑学書籍」にしっくりくる売り方といえます。


さて、

「ついで買い」をしてもらう為には、

書店内での接触回数を増やしてもらうのがいちばんですが

特に、レジやレジ前ワゴンセールなどが最も効果的な展開です。

一番、サイフのヒモが緩くなる場所ですからね。


【財布のヒモが固い主婦に「ついつい買ってしまう」気にさせる4つの仕掛け。】

では「ついで買い」をしてもらう為にどういった仕掛けが有効なのでしょう?

・「ついで買い」というシチュエーションと

・「主婦がターゲット」という状況から


4つの仕掛けをご提案させていただきました。

それは


・文庫か新書サイズにする

・1,000円以下の価格にする

・帯や表紙で「総額○○円お得に!」「1日○分の時間短縮!」と表現する

・1ページに1つの雑学掲載にする

というものです。


一つ一つ、ご説明します。

【レジ置きしやすい形とは】
・文庫か新書サイズにする

これは「レジ前での展開をしたくなるサイズ」という狙いです。

自分が書店員の立場になって考えればわかるのですが、

レジの限られたスペース、

なるべく有効に使いたい為、あまり大きいサイズは嫌われます。


というわけで、ここに置く本は文庫か、せいぜい新書サイズまでが限界です。

【「ついでのお手頃感」】
・1,000円以下の価格にする

「ついで買い」で出せる価格帯というのは、

その店の平均客単価によって変わってしまいます。

例えば十数万円のデスクトップPCを買ったついでなら、

5千円くらいまでの関連パーツは、あまり深く考えなくても、

買っちゃいますよね?


本であればいくらぐらいが適正価格なのでしょう?

売り上げ上位商品の価格帯が\1,200〜1,600くらいの書店において、

ついで買いするのに¥1,000以上はNGです。


価格面で考えても文庫、新書は良いパッケージといえます。

【レジ前は一瞬で、興味を持たさないといけない】
・帯や表紙で「総額○○円お得に!」「1日○分の時間短縮!」と表現する

レジに並んでいる間、

目の前を通過した瞬間。


この一瞬で「ついで買い」を決めてもらう為には、

表紙のインパクトで「お!面白そう!」と思っていただく必要があります。


タイトルや帯で「この1冊で総額○○円お得に!」というような、

主婦にとってフックになる言葉で、

彼女たちの目を釘付けにしなければなりません。


【ついで買いは迷ったら負け】
・1ページに1つの雑学掲載にする

ついで買いをする場合、

基本的には今日書店に来た本来の目的はすでに果たし、

あとは清算をするだけという状況です。


気持ちが次の予定(待ち合わせとか、他の買い物とか)に移り始めているため、

じっくり中身を確認している暇はありません。(気持ち的に)

パラパラと中身をめくって、

「あ、おもしろそう」と思っていただく必要があるのです。


そのためには一瞬で構成を理解できるように、

工夫する必要があります


ですので、目次を見なくても全体がわかるように、

例えば1ページにつき雑学1つ、

ページの下には、その雑学で年間いくら得するかが書いてあるなど、

一目でその本の良さを理解していただけるような、

見せ方の工夫が大切です。



と、このように、

書籍一つとっても売り方が違い、

売り方に合わせて、つくり方も工夫する必要があります。


どのように売るかを考えてから、商品作りをする

これこそが、

今の出版業界で最も大切な視点の一つ

マーケットインのモノづくりです。