なぜ自分は有名人になれないのか

有名になりたくて、セルフブランドに取り組んだり、本を書いてみようとしたり、
いろいろと努力はしているのに成果が見えない。



それは努力する時の「コツ」が掴めていないからかもしれません。

以前ある放送作家さんのブログで
「そうそう、その視点がほとんどの人に欠けてますよね」と思ったので、ご紹介します。



自分を商品と捉える

放送作家の野呂エイシロウさんのブログの中で
「有名人になる方法は・・・・!!」

という記事がありました。
引用すると

自分を「人」だと思わないことである。
商品と捉えることが大切です。


芸能人や文化人で成功している人の多くは、
セルフマネジメントが徹底していて、
自分の事を人だとは思っていない傾向にある。


つまり、自分を商品と捉えている。
なので、ダイエットもできるし、
外観にも気を使ったりしている。


そう、セルフマネジメントで大切なのはそういう事なのである。


さて、あなたが、自分を商品と捉えたときに、
優れていることはなんですか?
特徴はなんですか?
売れている理由はなんですか?
〜などを考えてみましょう。



「自分」の捉え方が重要だということですね。





主観を捨て、客観視する

野呂さんが書かれているように、


「有名人になりたい!」とただ主観的に思ったり、
がむしゃらに何かをがんばっていても成果はでません(断言)


大切なのは、市場と自分の両方を客観視すること。
それが「コツ」です。

セルフブランドのコンサルをする時も、
クライアントが「自分の強み」を全く認識できていないことに驚きます。

実際にこれが「強み」だと言っているものと、実績との間になんの関係もなかったり、
自分が大事にしているポリシーを「強み」だと思いこんでいたりします。

自分の何を市場が評価してくれているのか、一度客観的に分析しましょう
どのようにブランディングしていくのかを考えるのは、それからです。

でないといつまでたっても「セルフブランド」構築できません。



「その道の専門家」として

ただ、いきなり客観視の為に「自分を商品と捉え直せ」と言われても、一般の我々にはちと難しそうです。
それに、まさに「自分そのもの」が商品である芸能人と、我々とを同じように捉えてはいけません。

もし仮にTVや雑誌に、芸能人のように出演し、そこから生活の糧を得るのであれば、
我々はある程度「私的」な要素を捨て、自分を本当に商品化する覚悟が要ります。

しかし我々は専業の芸能人ではなく、別に本業を持ち、
マスコミに登場するときも「その道の専門家」として出るのが一般的です。

あなたは商品ではなく、あなたのパッケージ(本・メルマガ・コンサルなど)が商品なのです。

あくまで本業の飛躍的成長や、ブランディングの為に「マスコミ露出」を目指すわけですから、
商品化するのは自分のコンテンツであり、ブランドです。

芸能人ではなく、「その道の専門家」としてブランディングしていきましょう。