セルフブランドの「ファン」になる人を見分ける方法

どういう人が自分の「ファン」になってくれるんだろう?
セルフブランディングに取り組んでいると、ふと疑問に思うものですよね?

今日はファンの見分け方として「ターゲットの分析」について考えてみましょう。

ターゲットを明確化する

気がつけばファンが出来ていた―。
こう聞くと何かカッコイイですし、うらやましい限りですが、ブランディングという意味ではあまりよくありません。
なぜかというと「ファン」のイメージに当てはまらない人を、ターゲットにしてしまっている可能性があるからです。

ブランドにとって「ファン」は鏡のようなものです。
ファンの姿はブランドの姿。

ブランドの姿がブレないように、
自分たちで明確に「ファン」の姿を明確にしましょう。


年齢と性別で考えない

ターゲットの分析と聞くとすぐに「20代のビジネスマン」とか「30代前半のダイエットに興味がある女性」というイメージをされる方が多いと思います。
こういう「年齢」と「性別」でターゲットを分析する手法は時代遅れなので、もっと実用的な分析方法を考えます。

ターゲットの分析は二―ズの分析です。
ニーズは何かを「欲しい」と求めるエネルギーの総数といったところでしょうか。

そして、このニーズは分野ごとに特定のポイントがあるので、そこを探りましょう。
例えばダイエットでは「痩せたい」がニーズですが

  • 「楽して痩せたい」系 が女性を中心に大多数である
  • 「運動して痩せる」系 少数派&男性中心である



というようなポイントがあるのです。

年齢や性別よりもこういうニーズの原則を見極めて、ターゲットがどこに属する人なのかを明確化しましょう

ふさわしい未来の提供

ユーザーが、ただのユーザーから「ファン」になるのは、そのブランドに自分を「投影」するからです。
ターゲットに対し、ブランドは「自分にふさわしい未来」を提供するものなのです。
そうなるとターゲットの現在はもちろん、未来像も同時に考える必要があります。

「ファンが目指す未来像」は何なのか?それを提供するのがブランドの価値であり、
「セルフブランド」の未来像でもあります。

「ファン」もまた成長し次のステージへ向かいます。
その時にあなたが、次のレベルのサービスや商品を提供することが出来たら、
その「ファン」はあなたの「ファン」でい続けてくれるでしょう。