人は『必ず後悔する』ようにできている【プロスペクト理論】

セミナー講師や、講演をされる方向けに、書籍から、印象に残る「スイッチワード」を紹介します。

今回は、「決断に迷う」事を受け入れやすくなるスイッチワードです。

人は『必ず後悔する』ようにできている
プロスペクト理論

【出典元】

マンガで分かる心療内科 2巻 (ヤングキングコミックス)

マンガで分かる心療内科 2巻 (ヤングキングコミックス)


【概要】
プロスペクト理論
・価値が高くなるほど人間の感じ方はどんどん鈍くなる
・同じ価値の場合『プラスの喜びよりもマイナスの悲しみの方が大きい』
                    ↓

(・『どちらかを選ぶ』というのは『もう一方を失う』ということになる)ので

・人は何かの選択をしたとき『必ず後悔する』ようにできている


【作品内エピソード】
・1万円もらえる と 2万円もらえる とでは後者が嬉しい
・しかし100億円もらえる と 100億1万円もらえる とではほとんど差を感じない
(価値が高くなるほど人間の感じ方はどんどん鈍くなる)
・人間が何かの選択で迷ったとき 基本的に『同じ価値』だから迷う
・明らかに片方の価値の方が高いと分かっていれば迷わない
・後悔したくないなら何も決断しないこと
・でもそうすると「あのときに決断しておけば良かった…」なんて後悔する可能性だってある
・同じ後悔するならとにかく『自分で決めてその方向に進む』方がよっぽどいい